目次

  1. はじめに:短くなった鉛筆、どうしてる?
  2. 鉛筆補助軸(ホルダー)とは?
  3. 補助軸の歴史:ヨーロッパから昭和の日本へ
  4. 現代の補助軸はここがすごい!
  5. 補助軸の基本的な使い方と種類
  6. ともペン・ふみペン的おすすめの楽しみ方
  7. まとめ:小さな道具がくれる、大きな価値

1. はじめに:短くなった鉛筆、どうしてる?

こんにちは、文具と手仕事を愛する「ともペン」「ふみペン」です。
今回は、私が大好きな文具のひとつ、「鉛筆補助軸(ホルダー)」について深掘りしてみたいと思います。

皆さん、鉛筆を最後まで使いきったこと、ありますか?
芯がまだあるのに短すぎて握れない…という理由で処分してしまうこと、意外と多いかもしれません。

でも、そんな「もったいない」を解決してくれる道具があるんです。
それが「鉛筆補助軸」、またの名を「鉛筆ホルダー」。


2. 鉛筆補助軸(ホルダー)とは?

鉛筆補助軸は、短くなった鉛筆を差し込んで使える道具です。
本体はペンのような形をしており、鉛筆を固定して「持ちやすい長さ」に調整できます。

学校や美術室で見たことがある方も多いかもしれません。
最近ではデザイン性の高いもの、素材にこだわったもの、ヴィンテージ感のあるものまで、多種多様に展開されています。

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3. 補助軸の歴史:ヨーロッパから昭和の日本へ

発祥はヨーロッパ

19世紀初頭のヨーロッパでは、鉛筆が貴重な筆記具でした。
当時の補助軸は、銀や真鍮など金属でできており、道具としての美しさも兼ね備えていました。

戦後の日本でも活躍

日本では戦後の物資不足時代に、鉛筆を最後まで使う工夫として補助軸が普及しました。
昭和30〜40年代には、学校や家庭で普通に使われており、特に木製やプラスチック製の簡素な補助軸が一般的でした。


4. 現代の補助軸はここがすごい!

現代の補助軸は「道具」であると同時に「ファッション」でもあります。

  • 素材のバリエーション:木製・真鍮・アクリル・レザー巻きなど
  • デザイン性の向上:万年筆のような美しいフォルムの製品も多数
  • 環境への配慮:使い捨てを減らし、持続可能な暮らしに貢献

また、SNSやYouTubeでの紹介をきっかけに、若い世代にも人気が高まっています。


5. 補助軸の基本的な使い方と種類

使い方はとっても簡単!

  1. 短くなった鉛筆を補助軸の口に差し込みます。
  2. ネジ式やチャック式で固定します。
  3. ペンと同じ感覚で持って使えます。

主なタイプ

種類 特徴
ネジ式 最も一般的。しっかり固定できる。
チャック式 鉛筆を押し込むだけ。着脱が楽。
スライド式 スムーズに長さ調整が可能。

6. ともペン・ふみペン的おすすめの楽しみ方

補助軸は「鉛筆を長く使う」以上の楽しみがあるんです!

  • 自分だけの1本にカスタマイズ
    布でくるんだり、レザーを巻いたり、色を塗ったり…工作感覚で愛着が湧きます。
  • 書くことへの意識が変わる
    「この鉛筆、ここまで使ったなぁ」と、一本一本に思い出ができるんです。
  • 創作にも大活躍
    私は補助軸を使ってイラストや下描きをすることも。細かい作業には短い鉛筆が向いていて、むしろ使いやすいと感じる場面もあります。

7. まとめ:小さな道具がくれる、大きな価値

鉛筆補助軸は、シンプルながらもとても奥深い道具です。
モノを大切に使うという気持ち、道具と長く付き合うという楽しみ、そして小さな鉛筆が再び活躍できる喜び…。

時代が変わっても、「良い道具」は人の手の中で生き続けます。
ぜひ、あなたもお気に入りの補助軸を見つけて、鉛筆ともっと仲良くなってみてくださいね。

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