木軸ペンに使われる香木は、筆記具としての機能性だけでなく、香りの癒し効果や自然の温もりを感じさせてくれます。今回は、木軸ペンに用いられる代表的な香木8種類を厳選し、それぞれの特徴を詳しくご紹介します!
1. 檜(ヒノキ)
檜は、日本を代表する香木のひとつで、爽やかで清々しい香りが特徴です。リラックス効果が高く、森林浴を思わせる香りは、ストレスを和らげ、集中力を高めるとも言われています。木目が美しく、軽量で扱いやすいため、木軸ペンにも人気の素材です。特に乾燥しやすいので、オイルを塗らず自然の香りを活かすと良いでしょう。
2. 楠(クスノキ)
楠は、爽やかでスパイシーな香りを持つ木で、防虫効果があることでも知られています。木軸ペンに使用すると、ほんのりとした香りが長持ちし、手に取るたびに気分をリフレッシュしてくれます。木目も独特で、ひとつひとつ異なる表情が楽しめます。
3. 白檀(ビャクダン)
高級香木の代表である白檀は、甘く奥深い香りが特徴です。アロマテラピーでは、心を落ち着け、不安を和らげる効果があるとされています。木軸ペンとしては珍しいですが、持っているだけで高級感を感じられ、書くこと自体が特別な時間になります。
4. 沈香(ジンコウ)
沈香は、非常に希少で高価な香木で、甘くスモーキーな香りが魅力です。アロマ効果としては、瞑想や集中力向上に役立つとされます。木軸ペンに使われることは稀ですが、香りを最大限に活かすため、仕上げのオイル塗布は避けた方が良いでしょう。
5. 貝塚伊吹(カイズカイブキ)
貝塚伊吹は、独特の清涼感ある香りが魅力です。筆記中にほんのりと香りが漂い、気持ちをリラックスさせてくれます。オイルを塗ると香りが損なわれるため、無塗装仕上げがおすすめです。
6. 桂(カツラ)
甘くほのかにバニラのような香りを持つ桂は、心を和ませる効果があります。軽量で手になじみやすく、木目も滑らかなので、木軸ペンとして非常に人気があります。定期的に軽く磨き上げることで、香りがより鮮やかに蘇ります。
7. シダーウッド(杉)
杉の木は、ウッディでほんのり甘い香りがあり、心を落ち着け、集中力を高める効果が期待できます。軽量で温かみのある手触りも魅力的です。乾燥しやすいので、時折オイルでメンテナンスをしてあげると長持ちします。
8. 黒檀(コクタン)
重厚感があり、ほのかにスパイシーで深い香りを持つ黒檀は、木軸ペンに高級感を与えます。硬質なため耐久性が高く、書き心地も滑らかです。オイル仕上げより、磨き込むことで自然の艶を引き出し、香りを損なわずに楽しめます。
9,沈香(じんこう):奥深く、甘美な香り
沈香は、ジンチョウゲ科の植物が、傷ついた部分を修復するために樹脂を分泌し、それが長い年月をかけて凝縮したものです。その香りは、甘く、奥深く、そしてどこか神秘的。まるで、深遠な森の中にいるような、静かで落ち着いた気持ちになります。
特に、最高品質の沈香である「伽羅(きゃら)」は、その香りの複雑さ、深さ、そして持続性において、他の香木を圧倒します。伽羅の香りは、甘さ、辛さ、酸味、苦味、鹹味(塩辛さ)の五味に加え、幻の香りと呼ばれる「蜜の香り」を持つとされ、香道の世界では「香りの王様」と称されています。
沈香や伽羅を素材とした木軸ペンは、書くたびにその豊かな香りに包まれ、至福のひとときを与えてくれるでしょう。
まとめ
木軸ペンに使用される香木には、それぞれの個性と香りがあり、持つ人の心を癒してくれます。香りを最大限に引き出すためには、オイルを控えて自然のままを楽しむことがポイントです。香木ペンと共に、香りのある筆記時間を満喫してください!
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