木軸ペンは、自然の風合いを楽しめる魅力的な筆記具ですが、仕上げの方法によって質感や耐久性が大きく変わります。オイルやワックスを塗ることで美しさを保ち、手に馴染みやすくすることができますが、逆に塗らない方が良い場合もあります。
この記事では、木軸ペンにおすすめのオイルやワックス、仕上げ方法、持続性、塗らない方がいいケースについて詳しく解説します。
目次
- 木軸ペンにオイルやワックスを塗るメリット
- おすすめのオイル&ワックスとその特徴
- オイル仕上げ vs. ワックス仕上げの違い
- どれくらい持続する?メンテナンスの頻度
- 塗らないほうがいいケースとは?
- 木軸ペンの仕上げ方(オイル・ワックスの塗り方)
- まとめ
1. 木軸ペンにオイルやワックスを塗るメリット
オイルやワックスを塗ることで、以下のようなメリットがあります。
✅ 耐水性・耐久性の向上
木は水分を吸収しやすいため、オイルやワックスでコーティングすることで防水性を高め、長持ちさせることができます。
✅ 手の汗や皮脂から保護
使い込むうちに手の脂が染み込んでシミになることがありますが、オイル仕上げをしておくと汚れを防ぐことができます。
✅ ツヤと色合いの向上
オイルを塗ることで、木の色が深まり、より高級感のある仕上がりになります。
✅ 木軸のひび割れを防ぐ
乾燥によるヒビ割れを防ぎ、しっとりとした質感をキープできます。
2. おすすめのオイル&ワックスとその特徴
木軸ペンの仕上げに使われる代表的なオイルとワックスを紹介します。
🔹 木軸ペンにおすすめのオイル
オイル名 | 特徴 | 持続期間 |
---|---|---|
亜麻仁油(リンシードオイル) | 木に深く浸透し、耐水性を高める。乾燥に時間がかかる(数日~1週間)。 | 3~6ヶ月 |
えごま油 | 亜麻仁油に似ているが、より乾燥が早く使いやすい。 | 3~6ヶ月 |
クルミオイル | 木の色を引き立て、さらっとした仕上がりになる。 | 3~6ヶ月 |
オリーブオイル | 身近で使いやすいが、酸化しやすく匂いが残ることがある。 | 1~3ヶ月 |
蜜蝋オイル | 蜜蝋とオイルを混ぜたもの。保湿力があり、自然な艶を出す。 | 6ヶ月以上 |
🔹 木軸ペンにおすすめのワックス
ワックス名 | 特徴 | 持続期間 |
---|---|---|
蜜蝋ワックス | 木に優しく、しっとりした仕上がりになる。 | 6ヶ月以上 |
カルナバワックス | 硬めのワックスで、ツルツルとした仕上がりになる。 | 1年以上 |
ウレタンワックス | 耐久性が高く、光沢感が強い。木の自然な風合いはやや損なわれる。 | 1年以上 |
3. オイル仕上げ vs. ワックス仕上げの違い
オイル仕上げ | ワックス仕上げ | |
---|---|---|
浸透性 | 木の内部に浸透して保護する | 木の表面をコーティングする |
質感 | しっとり&ナチュラルな手触り | ツルツルとした滑らかな手触り |
耐久性 | 長期間使うと効果が薄れる | 比較的長持ちする |
メンテナンス頻度 | 3~6ヶ月ごとに再塗布が必要 | 6ヶ月~1年以上持続 |
4. どれくらい持続する?メンテナンスの頻度
オイルやワックスの持続期間は、使い方や環境によって変わりますが、以下が目安です。
- オイル仕上げ:3~6ヶ月に1回の再塗布がおすすめ
- ワックス仕上げ:6ヶ月~1年に1回のメンテナンスでOK
特に、手汗が多い方や湿気の多い環境で使用する場合は、早めにメンテナンスすることをおすすめします。
5. 塗らないほうがいいケースとは?
オイルやワックスを塗ることでデメリットが生じることもあります。
塗らないほうがいいケース
❌ 無垢の手触りを楽しみたい場合
木の素の感触が好きな方は、あえて塗らずに使うのも選択肢です。
❌ ペンの香りを楽しみたい場合(例:檜の木軸ペン)
檜などの香りが特徴の木は、オイルを塗ることで香りが薄れてしまうことがあります。
❌ オイルによる変色が気になる場合
特に白木や淡い色の木(例:白樺)は、オイルを塗ると色が濃くなりやすいです。
6. 木軸ペンの仕上げ方(オイル・ワックスの塗り方)
🔹 オイル仕上げの方法
- 表面のホコリや汚れを拭き取る。
- 柔らかい布にオイルを少量つけ、薄く塗り込む。
- 10~15分ほど放置し、余分なオイルを拭き取る。
- 風通しの良い場所で数時間~1日乾燥させる。
- 必要に応じて2~3回繰り返す。
🔹 ワックス仕上げの方法
- オイル仕上げと同様に、表面をきれいにする。
- ワックスを指や布に取り、薄く塗り込む。
- 30分~1時間ほど放置する。
- 乾いた布で磨くように拭き上げる。
7. まとめ
木軸ペンの仕上げにオイルやワックスを塗ることで、耐久性が向上し、美しい状態を長持ちさせることができます。ただし、無塗装のままの風合いを楽しみたい場合は、あえて塗らない選択もありです。
✔ 塗るべき場合:耐久性を高めたい、ツヤを出したい、汚れを防ぎたい
✔ 塗らない方がいい場合:木の素の感触や香りを楽しみたい、色の変化を避けたい
自分の好みに合わせた仕上げを選び、大切な木軸ペンを長く愛用していきましょう!
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