新しい場所で再スタートします。


目次

  1. はじめに──ふみペンからの感謝をこめて
  2. メルカリでの歩みと、規約改定という転機
  3. 「ともペン工房」に込めた想い
  4. 新しい舞台「ミンネ」で目指すもの
  5. おわりに──変わらないのは、木の温もりと手の想い

1. はじめに──ふみペンからの感謝をこめて

これまで「ふみペン」として活動を応援してくださった皆さまへ。
このたび、ブランド名を新たに**「ともペン工房」**として再スタートすることになりました。

ふみペン時代からお付き合いのある方、初めて作品を手に取ってくださった方、
どんな出会いも、木の香りに包まれたあたたかい記憶として心に残っています。

手のひらに馴染む木軸ペンを通して、日々の暮らしの中に小さなやすらぎを届けたい。
そんな思いで制作を続けてきましたが、この春から夏にかけて、
大きな転機が訪れました。


2. メルカリでの歩みと、規約改定という転機

ふみペンは、もともとメルカリで販売を行っていました。
個人のハンドメイド作家としては非常に便利で、
多くの方に出会える場所でもありました。

しかし、2025年秋に入り、メルカリの出品規約の改定が行われ、
一部のハンドメイド作品カテゴリーが出品制限の対象となりました。
特に「手作りの文房具」や「木工製品」などの一部ジャンルにおいては、
素材や制作工程の明示が求められるなど、
個人作家にとって運用上のハードルが上がったのです。

ともペン工房の作品は、すべて一つひとつ手削りの木軸ペンであり、
市販パーツを用いながらもオリジナル性と手づくり感を大切にしています。
しかし、その微妙なバランスがメルカリの新基準では
「量産パーツ使用」と見なされる可能性もあり、
やむを得ず新しい販売の場を探すことになりました。

こうした変化をきっかけに、
「よりハンドメイド作家の作品が大切にされる場所で活動したい」
という思いが強くなり、ミンネへの移転を決意しました。


3. 「ともペン工房」に込めた想い

ブランド名を「ともペン工房」としたのは、
“木とともに歩む”、“人とともに生きる”という願いを込めています。

ふみペン時代は、どちらかといえば「個人ブランド」の側面が強く、
自分の表現や実験的な作品づくりを中心に行ってきました。
しかし、これからは「手に取ってくださる方と共に育つブランド」へと
一歩進みたいと感じたのです。

「ともペン」という名には、
・木と人を結ぶ“とも”
・共感や共有の“ともに”
・そして“友”のように寄り添うペン
そんな意味を重ねています。

これからのともペン工房は、
一本一本のペンが“作品”であると同時に、
持ち主の人生に寄り添う“相棒”のような存在になれるよう、
心を込めて制作を続けていきます。


4. 新しい舞台「ミンネ」で目指すもの

移転先の**ミンネ(minne)**は、
ハンドメイド作家のためのプラットフォームとして広く知られ、
作品の背景や制作ストーリーを丁寧に紹介できるのが魅力です。

木の種類の違い、香り、質感、
それぞれの木が持つ「木言葉」などをゆっくり紹介できる場所として、
ともペン工房にぴったりだと感じています。

今後は、作品の販売だけでなく、
木の種類やペン制作の裏話、
「木言葉」や「制作日記」なども発信していく予定です。

また、ギフト需要にも応えられるよう、
「贈る木軸ペン」シリーズや、「祈りの文房具セット」など、
テーマを持った作品展開も予定しています。

皆さまからいただいた感想やリクエストも、
ミンネのメッセージ機能を通じて直接お聞きできる環境が整いました。
より近く、より穏やかに、
木の香りを感じる時間を共有できたらと思います。

🌿新しいショップはこちら
👉 https://minne.com/@noguty


5. おわりに──変わらないのは、木の温もりと手の想い

販売の場所が変わっても、
作品づくりに込める想いはこれまでと何ひとつ変わりません。

木を選び、削り、磨き、
一本のペンとして息を吹き込む作業は、
いつも“祈り”のような静かな時間です。

どんな木にも物語があります。
風を受け、光を浴び、長い年月を生きた木々が、
今度はあなたの手の中で文字を紡ぎ、思いを伝えていく。

それが、ともペン工房の目指す「木のものづくり」です。

どうぞ、これからも温かく見守っていただけたら幸いです。
そして、新しい場所で出会う皆さまとのご縁を、
心より楽しみにしております。


🌳 ともペン工房(旧ふみペン)
木軸ペン・文房具のハンドメイド工房
📍公式ショップ:https://minne.com/@noguty

 

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