目次

  1. ペンブランクとは?
  2. ペンブランク作りに必要な工具と材料
  3. 木軸ペン用ペンブランク作りの作業手順
      1. 木材の選定とカット
      1. 穴あけ作業
      1. ブラスチューブの接着
      1. 旋盤での成形
      1. サンディングと仕上げ
  4. ペンブランク作りのコツと注意点
  5. 初心者におすすめのセットと工具購入先
  6. まとめ

1. ペンブランクとは?

ペンブランクとは、木軸ペンを作る際に木材を加工した、ペンの軸部分の素材のことです。このブランクを旋盤で削り出し、磨き上げることで、独特の木目や風合いを持つ美しい木軸ペンが完成します。


2. ペンブランク作りに必要な工具と材料

工具類
  1. テーブルソー(またはバンドソー): 木材を適切なサイズにカットするため。
  2. ドリルプレス: ブランクに穴を正確にあけるため。
  3. 旋盤(ミニ旋盤がおすすめ): ペンの形状を成形するため。
  4. ペンドリルビット: ペンのブラスチューブに合わせたサイズの専用ビット。
  5. サンドペーパー(#120~#600): 表面を滑らかに仕上げるため。
  6. クランプ: 接着作業時に木材を固定するため。
  7. マンドレル: 旋盤での加工時にペンブランクを固定するための軸。
  8. ポリッシュ用バフ: 仕上げの艶出し作業に使用。
材料
  • 木材: ウォールナット、メープル、チェリーなど。
  • ブラスチューブ: ペンキットに付属している真鍮製の筒。
  • 接着剤: エポキシ接着剤または瞬間接着剤(強度重視)。
  • ペンキット: 木軸ペンの金属パーツがセットになったもの。

3. 木軸ペン用ペンブランク作りの作業手順

1. 木材の選定とカット
  • 木材を選ぶ: 木目や色味が美しい木材を選ぶ。厚みはペンキットに合わせておおよそ20mm以上のものを使用。
  • 木材をカット: ペンキットの長さに合わせて、長方体のブランクをカットする(通常60~70mm程度)。
2. 穴あけ作業
  • 中央に穴をあける: ドリルプレスを使い、ブラスチューブがぴったり入る直径の穴を木材の中央に垂直にあける。
  • ヒント: 木材が割れないよう、低速で慎重に作業することが重要。
3. ブラスチューブの接着
  • 接着剤を塗布: ブラスチューブの外側に接着剤を均一に塗る。
  • 挿入: チューブを穴に押し込み、しっかり固定。余分な接着剤は拭き取る。
  • 乾燥: 接着剤が完全に固まるまで放置(目安:エポキシなら24時間)。
4. 旋盤での成形
  • マンドレルに装着: ペンブランクを旋盤に固定する。
  • 形状を削り出す: ペンのデザインに合わせて、粗削りから細部の仕上げまで行う。
  • ポイント: 初心者はシンプルなストレート形状から挑戦すると良い。
5. サンディングと仕上げ
  • サンディング: 粗い番手(#120)から始め、徐々に細かい番手(#600以上)で仕上げる。
  • コーティング: 表面にウレタンやオイルフィニッシュを施し、耐久性を向上させる。
  • ポリッシュ: バフを使って磨き上げ、光沢を出す。

4. ペンブランク作りのコツと注意点

  1. 安全第一: 工具使用時には必ず保護具(ゴーグルや手袋)を着用する。
  2. 精度を重視: 穴あけや接着の際にズレが生じないよう慎重に作業する。
  3. 木材の特性を理解: 硬い木材ほど削りにくいため、加工に時間をかける。
  4. 練習を重ねる: 廃材を使って練習し、感覚を掴む。

5. 初心者におすすめのセットと工具購入先

おすすめ工具セット
  • ドリル&旋盤セット: 初心者用の手軽なセットが通販で購入可能(約20,000~30,000円)。
  • ペンキット: 初心者向けのキットは1セット1,000~2,000円程度。
購入先情報
  • ホームセンター: コーナンやカインズで工具や材料が揃う。
  • オンラインショップ: 楽天、アマゾンで専用ツールを購入可能。
  • 専門店: 木工専門店「木工倶楽部」や「クラフトマート」で高品質な工具が入手できる。

6. まとめ

木軸ペンのペンブランク作りは、木材選びや工具の使い方を工夫することで、初心者でも高品質な仕上がりが可能です。今回紹介した手順や工具を参考に、ぜひオリジナルの木軸ペンを作り上げてください。

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